近頃〇〇菌という言葉などを
よく聞くかと思いますが、
マンモス菌という名前を聞いたことはありますか?
体調の更なる改善などのために、
あらゆる微生物を発酵させて
摂りたいと私は思っているので、
気になっている存在のひとつでいました。
そんな時にちょうど、
マンモス菌を友人からおすそ分けして頂けたので、
育てて飲み続けてみているのですが、
調べていたことよりも
とても驚く嬉しい効果が見られてきているので、
マンモス菌の発酵のさせ方と効果と飲み方までを、
この記事では書いていきたいと思います。
マンモス菌とは「若返りの力」を持つ菌
食事は玄米菜食がほとんどで食べることが大好き、
栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。
私は2018年の夏から肉と乳製品を、
そして2019年からは魚や卵やはちみつなどの
動物性のものをまったく食べないヴィーガンになりました。
→ヴィーガンに私がなった理由ときっかけ、体調の変化と誇りに思うこと
人の身体と心は食べたものからでしか作ることができないから、
「食べる」ということはおいしいことだけでなく安全であるべきものであって、
食事を作るということは、
大切な誰かや自分への愛情表現だと私は思っています。
そして「食」だけではなく「行い」と「想い」をも、
「不自然」なことから「自然」なことへと正していくことができたら、
本来の自然な姿のわたしへと還ることができて、
人や動物や住んでいるこの地球にも優しくなっていけると思うのです。
(トップ画面の瓶は、
愛用しているココナッツオイルの空き瓶です)
発酵などについては、
以前こちらの記事でも→麹と発酵と酵素のことをわかりやすく、その効果と簡単な活用法
書いていますので、
よかったら合わせて読んでみてください。
マンモス菌とは名前の通り、
なんとマンモスが眠っている
永久凍土から生きて発見された菌なのです。
そのため若返りや不老不死をもたらす強い力を
持っていると言われていて、
この350万年もの間死ななかったマンモス菌は、
バシラスF菌やパラダイス酵母などとも呼ばれているのです。
このマンモス菌の正体というのは、
枯草菌の一種(乳酸菌や納豆菌などの祖先)で、
パン酵母やビール酵母などと同じ、
体内で善玉菌を増やす働きをも持つ、
出芽酵母の仲間です。
そしてこのマンモス菌は、
発酵力がものすごく安定しているため、
割と誰でも簡単に育てる=発酵させることができるのです。
発酵させた菌が持つ強力な美容の効果と飲み方
発酵というと様々なイメージがあるかと思いますが、
菌とは生きているものなので、
身体の中に摂り入れること、
すなわち腸の中で活発に働いてくれます。
働くと言うのは上でも書いたように、
腸の中で善玉菌を増やして、
腸内環境を整えやすくしてくれるということです。
ちなみにこのバシラスF菌の安全性や効果と言うのも、
発見した博士によって長年に渡り研究をして、
安全性と効果だけでなく正確性までを、
確認されているということです。
そしてこのマンモス菌を育てるためには、
元となるマンモス菌、
それから無農薬で無添加のフルーツジュース、
この2つと空き瓶があればできます。
(プラスチックのボトルでもできるかもしれませんが、
私はあまりおススメはできません
→プラスチックが溶けることの危険性と環境問題、ほぼ自然分解はできない
→プラスチックによる環境問題のためにできることとゴミを減らす生活)
しっかりと煮沸消毒をした空き瓶に、
元となるマンモス菌を2~3割、
無農薬で無添加のフルーツジュースを
残りの7~8割入れて密閉させないようにして、
できるだけ陽の当たるところに置いておきます。
こうすることで窓辺で温度が上がるので、
しゅわしゅわと発酵を始め、
沸騰してるかのようにどんどんと発酵が進んでいきます。
ちなみにこのマンモス菌は、
発酵力が安定しているだけでなくとても強いので、
半日もあれば強炭酸ジュースになり、
その後アルコール発酵へと移ってお酒になって、
最後はお酢になると言います。
(冷凍していたものを自然解凍したあとなどだと、
発酵してくるまでに少し時間がかかるかもしれません)
私はまだ試してはいないのですが、
無農薬で無添加のフルーツジュース以外のものだと、
ちゃんと発酵できなかったとか、
おいしくなかったなどと聞きます。
菌と共存することで私たちは生きていけている
それから瓶を密閉して放置をしてしまうと、
菌が醗酵して暴れだして、
ふたを開けると同時に飛び出す(爆発する)
恐れがあるので気を付けてください。
そしてマンモス菌も、
腸内環境を整えやすくしてくれる菌の一種だと前章で書きましたが、
代謝だけでなく免疫状態をも活性化させてくれるので、
体力はもちろん、
アンチエイジングの効果も期待できるのです。
私も今のところ毎日少しずつ飲み続けていて、
1週間も経たないうちに
肌の透明感が出てきたことと、
ニキビ跡があまり目立たなくなっているようにも感じています。
マンモス菌を摂り続けている友人も、
肌への効果だけでなく、
体力を使う仕事をしていながらも、
疲れなどが残りにくい気がすると言っていました。
そしてマンモス菌のおいしい飲み方ですが、
前章で書いたように、
無農薬で無添加のフルーツジュースを
使って発酵させていくので、
飲むときにも同じジュースを好きな量で割ると、
おいしく飲みやすいかと思います。
また半日もあれば強炭酸ジュースに、
その後アルコール発酵へとなっていくので、
甘さを抑えたいと言う方には、
コンブチャで割って飲むことも、
おいしく飲むことができておススメです。
→コンブチャとは?飲むべき理由とその効果とおうちでの簡単な作り方
発酵の力を知ると、
私達は菌と共存することで生きていけているのだなと
実感することができます。
私たちの腸の中には日和見菌と、
善玉菌と悪玉菌という3つの菌が必ず存在していて、
その菌たちをうまく育てていくことで、
健康が左右されていくと言っていいほどです。
→血と腸の関係性、腸をきれいにする食べ方が血液を美しくする
その腸内の菌たちをしっかり育てていくためにも、
マンモス菌のような菌だけでなく、
ずっと昔から私たちの身近にある、
発酵調味料や発酵食品を意識して摂っていくことで、
本来の自然で元気な姿でいることができるのです。
→味噌を市販のものから選ぶポイント、本物の調味料で身体も心も美人に
→市販品から本物の醤油を選ぶポイントは〇〇であること、本物で健康美人に
まとめ
マンモス菌は元となるマンモス菌と、
無農薬で無添加のフルーツジュースのふたつがあれば、
割と誰でも簡単に発酵させることができます。
そして人それぞれですが、
甘いものが好きな人は発酵させるのに使った同じジュース、
または甘さ控え目が好きな人は、
コンブチャや水などで割ってもおいしく飲むことができます。
それからアンチエイジングなどの
美容の効果は言うまでもなく凄まじいですし、
免疫力もアップさせてくれるので、
体力面でも期待ができる嬉しい菌です。
このマンモス菌はご縁からご縁が繋がって、
わたしのところにも来てくれた、
本当に不思議な不思議な菌ちゃんです。
本文でも書いていますが、
とても安定しやすい菌なので、
大雑把な私でもしっかりと培養させることができています。
ちなみに私はいまのところずっと、
ストレートのリンゴジュースで発酵させ続けているのですが、
無農薬で無添加のフルーツジュースなら発酵がうまくいきそうなので、
他のジュースでも試していきたいと思っています。