プラスチックが溶けることの危険性と環境問題、ほぼ自然分解はできない

からだのこと

普段どのくらいの量の
プラスチックを使っているでしょうか?

ストロー、容器、包装ビニール、
ラップや歯ブラシの柄の部分など、
特に意識しないでいると
身の回りのほとんどのものが
プラスチック製品であることと思います。

ゴミの分別でプラスチックも
一応分けることはできていますが、
ゴミ収集されたとしても
実はそのほとんどが燃やし切ることができていないし、
自然分解することもできないのです。

そしてタッパーやプラスチックパックなどの
プラスチックでできている容器に、
熱いものや油ものを入れた時に起こる
化学反応が人体に及ぼす危険性
などについても、
合わせて書いていきたいと思います。

 

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プラスチックが溶けることの危険性、

 
食事は玄米菜食で料理を作ることが大好き、
栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。

私は肉魚卵乳などの動物性のものを
まったく食べないヴィーガンに、
今年に入ってからなりました。

人は食べたものからでしか作ることができないから、
「食べる」ということは
おいしいだけでなく安全であるべきものであり、
ごはんを手作りすることは、
大切な誰かや自分への愛情表現だと私は思っています。

そして「食」だけに関わらず、
「行い」と「想い」をも、
「不自然」なものから「自然」なものへと正せることで、
本来の自然な姿のわたしへと還ることができて、
この地球にも優しくなっていけると思うのです。

  

このブログを読んで下さっている方には、
お惣菜を頻繁に食べるという方は
あまりいないかもとも思いますが、
お惣菜やテイクアウト容器などには
必ずと言っていいほどプラスチックが使われています。

それからタッパーなどの容器以外にも
例えばおたまやフライ返しなどの
キッチン小物などの熱が加わるものも、
上記したものと同じぐらい実は危険性があり、
それらは熱が加わることで化学反応を起こしています。

そしてその化学反応を起こしたものは
食品と一緒に食べ物に混入してしまっていて、
目で見ることはできなくとも
私たちの体内へ確実に入り込んでいて、
脳をはじめ内臓などへ影響を及ぼしているのです。

 

海への環境問題の事実と自然分解しないこと

 

(この魚たちを食べている私たちも、安全と言えるでしょうか)

プラスチックに含まれているBPAという化学物質
このBPAは体内のホルモンに似た分子で
体内に入ると女性なら不妊や乳がん、
男性であれば前立腺がんになど、
生殖器へだけでなく様々な神経にまでも
問題を引き起こす原因になっていると言います。

そしてもうひとつBPAの代替品として
広く使われているBPSという化学物質も、
同じく人体へ影響を及ぼすものと言われています。

  

これらが含まれているプラスチック製品を
そのまま使用するということだけでも危険なのですが、
さらにそこへ過度な熱が加わると
その物質(成分)が化学変化を起こして
人体にさらに吸収しやすい状態へとなるだけでなく、
特に油を使ったものは
その油に化学物質が溶け出しやすくなると言われているのです。

BPAもBPSを使った製品も健康被害を防止するために
食品衛生法などによって規制はされているため、
そのままの状態での人体への影響は極めて微量だとは言いますが、
飲食を通じてそれらの成分が
人体へ侵入する可能性があることは事実なのです。
(規制が行われている国も欧米や一部の国だけと言います)

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そして私たちがプラスチックやビニールなどを
捨てたその後はどうなるか知っていますか?

冒頭でも書いたように
プラスチックは全部が完全に分解することはなく、
最終的には海に流れていくので
それが環境汚染になっているだけではなく、
海の生き物たちのお腹の中にまで入っていっているのです。

 

買い物は投票をすること

 

以前魚についての記事でも触れていますが、
魚の養殖の危険性と安全性、本当のこと知って食べていますか?
このままでは2048年頃には、
海の生き物はいなくなってしまう
と言われています。

その原因は紛れもなく、
私たち人間の都合によるものでしかありません。

ごみ収集されたプラスチックも
種類によっては分解に何年~何百年とかかるものや、
中には永遠に分解できないものもあるのです。

ちなみにBPAはラップやタッパーなどの
見たそのままの明らかな
プラスチック製品にだけでなく、
食品の缶詰めや飲料缶の内側などにも使われています。

  
これを書いている私自身、
プラスチック製品を身の周りから
完全に無くせたわけではありません。

ですがお弁当箱は木や竹で作られているものへ、
タッパーなどの保存容器は
ガラスや陶器などでできたものへ変えていったり、
そしてラップはアルミホイルや
使いまわしができる類似商品も出ていますし、
どうしてもラップが必要なのであれば
せめてポリエチレンや塩化ビニルを不使用のものがいいでしょう。
(環境問題への配慮を少しでも考えて)

プラスチック製品を買うときはもちろん、
何かものを選ぶときは
素材や原料に何を使っているものなのか、
そしてその商品(企業)に支持したいと思えるか。

買い物はその商品(企業)にお金を払うこと、
イコール投票することと同じ
なので、
そう思って選択をしていくことが大切だと私は思っています。

 

まとめ

 
できる限りのエコという意識や、
ごみをできるだけなくしたいという思いなどから
エコバッグの利用などをされている方は多いかと思います。

すべてをすぐにできる人はまずいないですが、
ひとりひとりができることを行動に移し始めていけば
必ず何かしらが変わってくるはずです。

そしてプラスチックはそのもので使うことよりも、
プラスチック+油+熱が一番危険であると言えます。

ちなみにシリコン
約230度ほどまで熱に耐えられると言われているので、
従来のプラスチックよりは良いと言われています。

その企業や生産者さんを
支持したいと思えて投票したいかという感覚で、
買い物をしていけたらと思います。

ちなみにマーガリン
もはや食べるプラスチックです、
こちらも人気記事なので
ぜひ読んでみて欲しいと思います→マーガリンが危険な理由と真実、本当の「私」でいるために知ろう

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