味噌を市販のものから選ぶポイント、本物の調味料で身体も心も美人に

調味料

 

私たち日本人の食卓には、
欠かせないと言ってもいいお味噌

我が家でもお味噌汁にだけでなく、
煮物や隠し味としてなど毎日必ず料理に取り入れています。

そのお味噌、
正しい原材料は何で、
どのような方法で作られていて、
そして一般に市販で売られているお味噌には、
原料+入っていなくてもよい何かが入っているものが多い、ということをご存知でしょうか?

もっと言ってしまうと、
いわゆる本来の味噌とはいえないものも多く出回っているということです。

毎日口にするもの、
自分や大切な人の身体を作ってくれるものだから、
本物の味噌とはどんなもののことをいうのか
ちゃんと知っておくことをおススメします。

  

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味噌の本物を市販品から選ぶことの大切さ、

  
料理を作ることも食べることも大好き、
栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。

外で食べるごはんもおいしいけれど、
手作りのおうちごはんは大切な誰かや自分への
愛情表現だと、私は思っています。

食事はあなた自身を作る大切なものであり、
おいしく楽しいもの。

そして自分の身体を労わってあげたり、
愛する人のことを思いながら作る料理は
健康な身体を作るだけでなく、
優しく幸せな気持ちをも作ってくれます。

身近で手に入りやすい食材だけを使い、
余計なものは極力入れずに、
そしてとにかく簡単で節約もできる、
身体も心もホッとできるおうちごはんと幸せを食卓から作っていきたい。

そんな私の想いやり(と、わがまま)が詰まったレシピなどを、
このブログでは紹介していきます。

  

お味噌は大豆や米、麦などの原材料を蒸したものに、
塩と麹を混ぜて発酵させた、
食べる美容液ともいわれる、
日本の伝統的な発酵調味料のひとつです。

そして発酵と熟成の期間が長いほど色が濃くなるものが多く、
そこに含まれる抗酸化力は強くなっていくといいます。
(アンチエイジング=若返り効果をもたらすもの)

  
ちなみにほとんどの味噌の原料となる大豆
肉にも匹敵するほどの良質なたんぱく質を豊富に含んでいて、
肉を食べない私にとっては特に欠かせない食材なのです。
(よろしければこちらも人気記事なのでどうぞ、
ヴィーガンに私がなった理由ときっかけ、体調の変化と誇りに思うこと

そしてサポニンやイソフラボンといった、
脂肪の燃焼などに関わってくる肝機能を高める効果がある栄養素だけでなく、
女性には特に嬉しい栄養素も多く含んでいるため、
味噌は想像している以上に欠かしてはいけない食材と言えます。

また身体の代謝をうまく回すために働いてくれるアミノ酸やビタミン類などは、
大豆が発酵していくときの過程で何倍にも増えていきます。

 
それと同時に腸内環境を整えるために増やしていきたい善玉菌の素となる乳酸菌もこの過程で育っていくので、
発酵食品は第二の脳と言われる腸内環境を整えるためにも積極的に摂りたいものなのです。

 

本物を選ぶポイントを知って、本来の味を知る

 
しかし市販で普通に売られているお味噌には、
原料+入らなくてもよい何かが入っているものが少なくないのです。

その入らなくてもよい何かとは何か?

それは酒精や調味料類と書かれた添加物たちです。

  
お味噌をはじめとする発酵食品は生きています

この”生きている”というのは、
すなわち”菌が生きている”ということ。

この生きた菌をそのまま腸内へ入れることで、
初めて善玉菌となって働いてくれる
のです。

そのため本物の味噌を選ぶ大事なポイントとして、

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ポイント①酒精が入っていないものを選ぶ

この乳酸菌は加熱をしたり余計なものを加えてしまうと死んでしまい、
死んだ菌は腸内に入れていっても意味がなくなってしまうのです。

そして味噌に添加される酒精というものは、
せっかくの菌を抑制してしまうもの。

なぜそんなことをするのか?

それは出来上がったお味噌に含まれる栄養成分や風味などが、
パッケージ詰めすることで損なってしまうことを防いで保存性を高めるためなのです。

それとせっかくの乳酸菌をしっかり摂るためにも
できるだけ味噌を加熱させることも避けたいので、
火を止めて少し冷ましてから料理に溶かすこともおススメします。

  

ポイント②”添加物”とは表示されてはいなくても余計な調味料類は避ける

調味料類と書かれているアミノ酸やビタミンなど、
これらは一見、身体に良さそうなものに見えますが、
保存性を高めたり消費者の味覚を安価で満足させるための、
人工的なうま味や食品添加物に過ぎません。

これでは本来摂れるはずの栄養素を十分に摂ることもできなければ、
本来の味噌の味を楽しむこともできません。

  
そして最後に、

ポイント③大豆は国産のものを使っているか確認すること

海外産の大豆のほとんどは遺伝子組み換えをされていて、
日本の伝統的調味料のお味噌なのに何と、
90%以上が輸入大豆から作られているとのこと。
(日本における大豆の自給率は下がっていっています)

ここでは遺伝子組み換えについて深くは触れませんが、
やはり国産のものにこだわったものが安全といえるのは間違いないでしょう。

 

本物は身体も心も美人にしてくれる

 

お味噌を選ぶ際は余計なものが入っていないものを選ぶことが、
身体、特ににいいということはわかりましたが、

では腸内環境をよくしておくことで、
具体的にどんな良いことがあるのか?

 
簡単に言うと腸には次のような働きがあります。

1)病原菌の体内への侵入を防ぎ、花粉やアレルギーから身体を守ってくれる免疫細胞を作りやすくする
2)消化吸収がよくなるため、脂質の代謝もよくなって痩せやすい体質にもなる
3)悪玉菌が少ないと腸内の腐敗物質や有害物質も減り、肌荒れや皮膚炎を起こしにくくする

そして特に覚えておきたいのが、
腸は幸福感の約9割を作り出しているということです。

  
食べるという行為をしたとき、
セロトニンやドーパミンといった脳内の神経伝達物質によって幸福感がもたらされます。
(食べ物を食べてああ、幸せだなあと感じること)

ですがこの幸せ物質は実は脳内からはほんの数%
腎臓や血小板でわずか、
そして腸がほとんどの産生工場となっていることが事実なのです。

すなわち前章でも書いたように、
腸は第二の脳と呼べる大切な臓器なのです。

したがって科学的なものや人工的なものなどは一切含まれていない、
自然なものだけで作った本物の調味料と呼ぶことができるものだけが、
身体も気持ち(心)までも美人にしてくれると言えるのです。

 

まとめ

 
市販のお味噌から本物を選ぶ際に確認するポイントは、

 
後ろに書いてある成分表示をよく見て、

①酒精が入っていないものを選ぶ
②”添加物”とは表示されてはいなくても、余計な調味料(添加物)は避けること
③大豆は国産のものを使っているか確認する

原材料が有機栽培のものだと、
なおよいと私は思います。

ちなみに酒精を使っていない生きた菌が入っている味噌は、
菌が呼吸をするための穴がふたに空いていることが多いので、
そちらもぜひ見つけてみてください。

最後にこちらも合わせてよく読まれている記事なので、
よかったらどうぞ→粗食が老化を防いで不調を治す理由、「身体のご馳走」が幸福をもたらす
自然治癒力を高める食べ方と暮らし、戦前戦後の生活から学ぶl

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