先日初めて米粉で天ぷらを揚げてみました。
我が家は油の質を気にして
米油かごま油を使っているので、
揚げ物などたっぷり油を使うものは
なんとなく贅沢な気がしてしまって、
大好きな天ぷらも
おうちで作るのは今回初めてになってしまいました。
そして動物性の食品を私は食べないため、
卵は不使用で作りました。
毎週末ふたりでゆっくり晩酌をしているので、
この日は根菜の煮物と天ぷらをおつまみにして。
居酒屋さんよりもうちで作るおつまみの方が
断然おいしいと旦那さんも絶賛してくれた、
サクサクに天ぷらを仕上げるコツを書いていきます^^
天ぷらを米粉で卵なしでおいしく作る
食事は玄米菜食で料理を作ることが大好き、
栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。
私は肉卵乳を食べることをやめて半年ほどになりますが、
今年に入ってから動物性のものを
まったく食べないヴィーガンになりました。
人は食べたものからでしか作ることができないから、
「食べる」ということは
おいしいだけでなく安全であるべきものであり、
ごはんを手作りすることは
大切な誰かや自分への愛情表現だと私は思っています。
そして「食」だけに関わらず、
「行い」と「想い」をも、
「不自然」なものから「自然」なものへと正すことで、
本来の自然な姿のわたしへと還ることができて、
この地球にも優しくなっていけると思うのです。
ヴィーガンというといろいろ大変そうと言われますが、
実はまったくそんなことはありません。
命ある植物はそのものでおいしいですし、
この天ぷらのように
天ぷらに必ず卵が必要ではないことと同じで、
同じ生き物である動物を犠牲にしなくとも
代用品を使ったり工夫をすれば、
いくらでも地球にも身体にも優しくおいしく食べることはできます。
(私の実家では天ぷらに卵を使っていたのですが、
使わずに作る家庭も多いことを知ってびっくりしました)
ちなみに最近は仕事中のおやつも、
もっぱら上の写真の手作りビーガンクッキーです。
(米粉、甜菜糖、豆乳、ココナッツオイル、片栗粉、きな粉のみ)
今回天ぷらに使用した具材は
しいたけ、れんこん、さつまいも、
そして春野菜の菜の花も届いたので
天ぷらにしていただくことにしました。
(野菜はいつもすべてここから頼んでいます→)
簡単にサクサクに仕上げるコツは、
材料
・しいたけ
・れんこん
・さつまいも
・菜の花
・塩
・米粉
・片栗粉
・水
・米油
野菜などの具材は、
食べたいものを食べたいだけ用意してくださいね。
①しいたけは石づきを落として十字を入れておき、
根菜は食べやすい大きさに切り、
菜の花はよく洗ったら茎だけ落として
葉を広げて水気を切っておいて、
すべての具材に塩を振っておく
②ボウルに米粉と片栗粉と水をだいたい6:2:2ぐらいの割合で
少しずつ入れてよく混ぜ合わせていき、
固めのドロッとしたまとわりつくような状態(言い方)
になるようにしておく
③フライパンの1/3ぐらいまで米油を入れて熱して、
菜箸を入れてパチパチ泡が出るぐらいの
高温の状態になってから、
全体的にしっかり②をくぐらせた根菜を入れる
④野菜の色が透き通ってきたような感じがしたら
ひっくり返して両面を揚げる
ひっくり返して3~4分経ったら再度ひっくり返してできあがり
⑤しいたけは生でも食べられるものなので
高温で短時間でささっと揚げていき、
菜の花は葉を広げた状態で軽く葉の部分に②を付けて、
これもしいたけと同じようにさっと揚げてできあがり
好みで天つゆを用意してもいいですが、
塩だけで食べると
素材の味がよくわかるので私はおススメです。
そしてサクサク感を出しているのは、
混ぜている片栗粉のおかげです。
自然の恵み(食材)は最高のご馳走
米粉はその性質からも、
小麦粉よりもサクサクに
仕上げることができるのですが、
よりサクサク感を出すために片栗粉を混ぜるのです。
そしてもうひとつ、
サクサクに天ぷらを仕上げるためのコツは
米粉と片栗粉と水の割合に気を付けて、
柔らかく水っぽくしすぎないことです。
米粉と片栗粉と水の割合は、
具材の種類や量によっても変わってくるので
材料欄に分量はわざと書いていないのですが、
手順②にもあるように
だいたい6:2:2ぐらいの割合で、
必ずよく混ぜながら柔らかくなりすぎないように
様子を見ながら少しずつ入れていけば大丈夫です。
きっとこのブログを読んでくださっている方は
少しでも身体に優しいものを使って、
料理を作りたいなどと考えているのかなと思います。
(読んでくださって嬉しいです)
「小麦粉や卵は身体に悪いから食べるべきではない」
などとは決して言いませんが、
様々な面から物事を考えて
選択していくことが大切だと私は常に考えています。
(こちらもよく読まれています、
合わせてぜひどうぞ→卵不使用の料理を選ぶ、私が卵を食べたくなくなった理由
→小麦は輸入ものだけが危険なわけではない、その中毒性と控えるべき理由)
ちなみにこの日のお味噌汁には、
手順①で落とした
しいたけの石づきを入れています。
ひとつの食材すべてをまるごと食べきることも考えて、
にんじんやたまねぎのはじっこなどを
集めたもので野菜出汁にするなども、
おいしくすべてを摂れきれるのでおススメです。
まとめ
米粉の天ぷらをサクサクにおいしく仕上げるコツは、
②米粉と片栗粉と水を6:2:2ぐらいの割合で
混ぜて固めの状態にする
それから菜の花はよく水分を切って
葉をしっかり広げた状態で揚げないと、
油を吸ってくっついてべちゃべちゃになってしまうので、
葉物を揚げる際はそこにも気を付けてくださいね。
(せっかちな私はぱっぱとやりたくて、
べちゃべちゃな天ぷらにしました)
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