(先日買ったセルロース不使用のチーズです)
みなさんチーズは好きでしょうか?
どんなものにでもかけてしまうほど
好きな人もいるでしょうし、
アレルギーの人や苦手という人も少なくはないと思います。
私たちが口にするもの、
それは身体になっていくもので、
身になるだけでなく心も作っていくもの。
チーズは牛乳を加工したものであって、
まずその牛乳が本来どんなものなのかなどを
以前の記事でも詳しく書いていますが、
→牛乳は本当に必要なもの?日本人だけでなく人間の身体に嬉しいもの?、
→牛乳は牛の血液で乳癌や骨粗鬆症のもと、腸内環境をよくするはずがない、
今日はそのチーズに含まれる添加物の危険性と、
楽しんで食べるための選び方についてなどを
書いていきたいと思います。
チーズの添加物とは?
料理を作ることも食べることも大好き、
栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。
外で食べるごはんもおいしいけれど、
手作りのおうちごはんは大切な誰かや自分への
愛情表現だと、私は思っています。
食事はあなた自身を作る大切なものであり、
おいしく楽しいもの。
そして自分の身体を労わってあげたり、
愛する人のことを思いながら作る料理は
健康な身体を作るだけでなく、
優しく幸せな気持ちをも作ってくれます。
身近で手に入りやすい食材だけを使い、
余計なものは極力入れずに、
そしてとにかく簡単で節約もできる、
身体も心もホッとできるおうちごはんと幸せを食卓から作っていきたい。
そんな私の想いやり(と、わがまま)が詰まったレシピなどを、
このブログでは紹介していきます。
冒頭文でも書きましたが、
口にするものを選択することの重要さを
感じるようになってから、
私は動物性のものを口にできなくなりました。
牛乳や乳製品も、
それらが身体に与える影響と
作られて食卓に並ぶまでの過程を知ってからは、
お金を払って購入することは一切したくなくなったのです。
(詳しくは冒頭のリンク先からと、
こちらの記事もよく読まれています→ヴィーガンに私がなった理由ときっかけ、体調の変化と誇りに思うこと)
プロセスチーズ
チーズにはこの2種類があり、
ナチュラルチーズは牛乳やクリーム
(乳から脂肪分を集めたもの)を固めて
酵素で発酵させたもので、
原材料表示は生乳と食塩だけのもの。
そしてプロセスチーズとは、
上のナチュラルチーズ数種類を
混ぜて加熱して溶かして加工したものを言います。
このナチュラルチーズは
数種類を混ぜ合わせる際に、
脂質などの成分が分離しないよう、
乳化剤=添加物の使用が不可欠となってくるのです。
乳化剤の危険性とセルロースのこと、
(例としてこんなものも使われます)
乳化剤とは身体に危険性がないとは
言い切れない食品添加物のことであって、
主にリン酸塩が使われています。
リン酸塩の大きな有害作用として考えられるのは、
胃や腎臓などの内臓や
大動脈にカルシウムを沈着させて、
骨などへ回る分のカルシウムを不足させることです。
結果、体中の骨を弱くもろくするだけでなく、
カルシウム不足が脳の働きにも
悪影響を与えてしまうことになるので、
イライラ感を強めたり、
穏やかな気持ちではなくならせることへも繋がるのです。
そしてこの乳化剤とは、
水と油のように混ざりにくいものを
混ざりやすくするためのものなのですが、
これは界面活性剤といって、
洗剤などにも使われる同じ性質の化学物質なのです。
いくら安全なものだとうたっていたとしても、
洗剤と同じものを口にして体内へ入れると考えると
本当に安全だと言い切れるのかと、私は思ってしまいます。
それから多くのチーズの
原材料に含まれているセルロースとは、
不溶性の食物繊維のことを言います。
このチーズに使われるセルロースは、
そのかたちを作るための
粘り気を出す役割を果たしているもので、
それ以外にもそのモノ自体の
かさ増しのためとして入れられることも多いようです。
そして食物繊維はご存知の通り、
便のカサ増しにもなるものなので
そこまで危険性があるものとも言えません。
安心しておいしく食べたいのなら無知ではいられない
(月に2回は頼んでいるiherbのお菓子と、
先日は動物実験をしていないコスメとスパイスも頼んでみました)
大手食品メーカによれば、
セルロースの原料となるものは
とうもろこしやさとうきび、
パイナップルの繊維などといったものだそうです。
ただ注意したいのがセルロースとは食品にだけでなく、
化粧品などにも使われることがあると言い、
またそれらとうもろこしなどが原料でなくとも
綿や紙からでも作ることができてしまうと言うことです。
すなわちそのチーズは何由来のセルロースが使われているのかわからないわけです。
(企業はそこまで商品に表記する義務はありません)
「食品なんだから安全性は重視しているでしょ」
と、そう思いたいのは
私たち消費者目線だからであって、
ちゃんと原料にこだわっているところも
もちろんあるとは思いますが、
ほとんどの企業はやはり利益が最優先です。
ちなみにスーパーなどで売られている
チーズのほとんどはこのプロセスチーズです。
(ナチュラルチーズと書いてあったとしても、
原材料表示をよく見ることが大切だと思います)
そして乳化剤やセルロース以外にも、
カラギーナンやpH調整剤というものなども
チーズによっては使われたりしています。
カラギーナンは名前を変えて
安定剤(増粘多糖類)と書かれていることが多く、
食品に粘り気を与えて
なめらかな食感にするための添加物であり、
カラギーナンを使った動物実験では
摂取した動物が血を吐いたなどという報告があると言います。
(これについては思うことがたくさんあるのですが、
ここでは深くは触れません)
安定剤(増粘多糖類)と一括で表示されていては、
そのチーズにカラギーナンが
使われているかどうかは消費者には判断できませんし、
そしてpH調整剤というものも
自然のものではなく簡単に言ってしまえば、
食品を長持ちさせるための薬でしかないのです。
まとめ
すべての添加物が身体にとって、
重大な害があるわけではないかもしれません。
それでも私たち人間が作った食品添加物は
もはや自然の食べものではなくしてしまった、
決して安全で「問題がないとは言い切れない」ものたちで、
日本は外国から食品添加物大国と呼ばれていることを忘れてはいけません。
(摂取率がダントツでトップなのです)
選択するものは自由であっても、
私たちは口にしたもので
自分の身体と心を作れているのですから、
心からおいしく楽しんで食べるためにも、
まずは知ることが大切ではないかと私は思います。
ちなみに牛乳を使ったチーズでなくとも
風味を楽しみたいのであれば、
ニュートリショナルイーストを使うのもおススメですし、
→チーズ風味も楽しめる、ビーガンのためのニュートリショナルイースト
添加物についてはこちらもどうぞ→食品添加物の種類と身近な危険性、なぜもはや「食べ物」ではなくすのか
→病気予防のすべては食と暮らしをシンプルにすること
コメント
日本でも海外でも、セルローズと添加物配合が大層多い生活しかできなくなっています。10代から70代までの病気との因果関係をご教示くださればと思います。
尚、セルローズ無しのチーズに人気があるのも事実です。
コメントありがとうございます。
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
添加物は本当に恐ろしいですよね。
自炊をすることやできる限り手作りをすることに安心しています。
様々なレシピなどもまた書いていきたいと思っています。
私は医療従事者や医師ではないので、
ここで詳しく病気のことについて書くこと
(専門分野に詳しく触れること)が規則上できないのです。
大変申し訳ありません。
ですがこれからも、
様々なことを知ることはやめずに過ごしていきたいです。
この記事を書いてくださりありがとうございます。
セルロースは添加物とは知っていましたが、どう危険なのかをよく分からず、調べてみたら、こちらの記事に辿り着きました。
日頃、生協を利用していますが、安全と見せかけてヤバい食品も多いです。
揚げるだけ、炒めてタレをかけるだけと言った現代の社会で消費者が求めてきた時短に注目した商品の数が多く、加工食品がカタログの半分以上を占めている様に感じます。
商品の裏面の原材料名を調べて買ったりしますが、残念に思うばかり。
ただ、それでも生協さんを利用するのは、時たまカタログに載る、無添加の食材が欲しいからです。近くのスーパーには置いてなく、ネットも送料が商品の2〜3倍するものも多く…(保存料不使用なので買いだめもできず…)
また、うちは完全に乳製品を排除していませんので、シュレッドチーズを買う時は、よつば乳業のセルロース不使用のシュレッドチーズを使っています。
ヨーグルトは生乳100%で、殺菌されてないものなら発酵食品だし、良いと聞いたことがあり、昔ながらの製法で作っていると謳っている、小岩井乳業の生乳(なまにゅう)ヨーグルトを食べています。
食品の勉強は知れば知るほど怖いですが、自分と家族を守る為に、知ることは楽しいです。
他の記事も参考にさせて戴きます。ありがとうございました(๑′ᴗ‵๑)
温かいコメントをくださり、
こちらこそありがとうございます。
お力になれたことも、とても嬉しいです。
どの企業様もそれぞれ想いがあって販売されていることとしても、
やはりいろんなことを知れば知るほど、
驚きや残念といった気持ちは出てきてしまいますよね。
それでも仰るように、
そのなかでも安心できる食材などを見つけた時は、
私もとても嬉しくなります。
これからも知ることを止めずに、
楽しんで書いていきたいと思います。
励みになるお言葉をありがとうございました。