狂牛病の真実と共食い=カニバリズムとアルツハイマーの怖い関係性

動物性食品のこと

狂牛病という言葉を覚えていますか?

言葉としてはあまり聞かなくなったし、
もう昔の話だとか
原因とか本当のこととかを今更知ったところで
どうにもならないんじゃないかとか、
いろいろな声が聞こえてきそうな気もしますが、
牛はもちろん私たち人間にとっても
実はまったく危険性がなくなったわけではないということは、
知っておきたい事実です。

そしてスケールが大きいという声も
聞こえてきそうですが、
「狂牛病」は私たちがこの地球で生きていくうえで
ちゃんと知っておかなければいけないこと
であり、
何気なく普段からお肉を食べている人にこそ
読んで頂きたいことと思います。

 

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狂牛病の原因と真実と共食いのこと、

 
お料理を作ることも食べることも大好き、

栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。

  
手作りのおうちごはんは安心できるだけでなく、
大切な誰かや自分への
愛情表現だと私は思っています。

食事はあなた自身を作る大切なもので、
おいしく、楽しいもの。

そして「食」だけでなく「行」と「想」をも
「不自然」から「自然」へと正すことで、
本来の自然な私へと還ることができるはず。

幸せと健康を食事から作っていきたい

身体も心もホッとできる
おうちごはんのことや、
まだまだやれることはたくさんあるけれど
少しでも自然と近くなれる
生活の仕方についてなどを、
このブログでは書いていきたいと思います。

  
牛は草食動物であって、
本来は本能で肉を食べることはしません。

ですが畜産業者がその牛を
より早くより大きく成長させるために
肥料として与えたものというのが、
牛から人間が食べる部分を取り除いて
あまった肉や内臓や骨などを細かく砕いた「肉骨紛」というものです。

つまり自分の仲間の身体からできた餌を
牛に食べさせる
という、
文字通り「共食い」を強要したのでした。

これこそが狂牛病を起こした原因であり、
そしてそうした理由には大きく2つあります。

 

アルツハイマーを引き起こすカニバリズム

 
この肉骨紛は捨てるのに困っていた
くず肉や骨などを再利用して作られるため、
他の飼料に比べて
安くて経済的であること
が理由のひとつ、
そしてもうひとつが
急速な牛の成長促進のためという、
畜産業者もとより明らかに人間の都合によるものでした。

肉骨粉はたんぱく質の塊であり、
リンやカルシウムやビタミンBなどの栄養素が豊富であるため、
牛は身体が大きくなるだけでなく
いい乳が出るようにもなったと言います。


(色は茶色くやはり独特の臭いがあると言います)

  
牛の肉や内臓や骨などを再利用して
畜産にかかるコストを少しでも抑えたいこと、
そしていかに早く成長させて
大量生産できるか
ということ、
これらは「牛にとっての理由」には
ひとつも当てはまらないと思いませんか?

動物に同じ仲間の動物の身体を食べさせるということは、
まさに文字の通り共食いであるということ、
そして共食いするということを、
カニバリズム
と言います。

カマキリのメスがオスを食べたり、
ライオンの世界でも
共食いをすることがあるなどとも言いますが、
それらには子孫を確実に残す為といった、
自然の摂理に沿ったちゃんとした理由
があります。

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そしてこの共食い=カニバリズムを
強要された牛たちに起こったことというのが、
正常な神経細胞の中に
異常なプリオンと呼ばれるものが蓄積されていき、
脳の組織が破壊されてしまい、
スポンジのようになってしまう症状でした。

それこそが狂牛病であり、
その狂牛病にかかった牛を食べた人間に起こったことが、
痴呆に似た症状=アルツハイマー
です。

 

私たち人間が一番えらい生き物?

 

(こちらもよく読まれている記事です→牛乳は本当に必要なもの?日本人だけでなく人間の身体に嬉しいもの?

狂牛病にかかった牛を食べた人間、
すなわち人間も狂牛病に感染した場合
「クロイツフェルト・ヤコブ病」という病名になり、
手足のしびれや原因不明の痛みや痙攣から
うつ状態や無気力などと痴呆に似た症状が起こり
しまいには幻覚や幻聴も見られて、
やがて死に至ったと言います。
(イギリスやフランス、
アイルランドなどが最も発症者が多かったと言います)

当時の日本の農水省は
狂牛病に感染した牛を食べることについて、
「安全性があるから心配ない」と言っていたのですが、
そのわずか3か月後に
日本でも発症者が見られたことから、
政府は2000年になってようやく
肉骨粉の海外からの輸入を辞めたと言います。

  

そして冒頭でも書いた、
「牛はもちろん私たち人間にとっても
実はまったく危険性がなくなったわけではない」
というのは、
この狂牛病というものは
潜伏期間が約10年ととても長いため、
目に見える症状が出るのはとても遅く、
そして今現在に至っても、
その安全性はわかっていないという
のです。

さらにクロイツフェルト・ヤコブ病の最も恐ろしいところは、
生きている時には病気の確定診断ができず、
亡くなった後に脳組織の検査を行うことで
初めて感染していたかがわかる
ということです。

  
様々な目線で様々な声があると思いますが
根本は私たち人間の都合で行ってきたこと
行ってきたことがただ私たちへ
還ってきているだけ
であって、
真実を知れば
もはや当たり前のことだろうとも私は思ってしまいました。

 

まとめ

 
覚えておきたいことは、
狂牛病というものの危険性は
なくなったわけではないということ、
そして未だ日本にも肉骨粉を
製造している場所はある
ということです。

作られているということは使われているということ、
驚いたのはなんと
牛だけでなく豚や鶏の肉骨粉を、
魚の餌として魚にも食べさせているということです。
(他にも加工食品、菓子、ペットフードなど様々なものに使われています)

  
私は肉を食べたいと思えなくなったことから、
このことについても
ちゃんと知りたいと思って調べてみることにしました。
肉食が危険な理由、やめることで得られる効果と本当の健康とは

動植物の細胞に手を加えて遺伝子操作をしたり、
同じ生き物を作り生み出すクローンなど、
もはや人間が作り出す文明の発展は
いつのまにか神の領域を侵し始めているとも、
一部の人たちには言われていると言います。

すぐに何ができるわけではなくとも、
本当に「このまま」でいいと思いますか?

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