妊娠や授乳を楽しめるために、食べ物と栄養について気をつけたいこと

女性のための身体作り

今望んでいないとしても、
女性であれば妊娠や出産などについて、
想像したことがあるのではないでしょうか。

命を授かるということや子育てなどへの考え方は
人によって違うものですが、
お腹の中の赤ちゃんと産まれてくるまでの時間を
ひとつの身体で一緒に過ごすという、
とても神秘的な経験
女性だからこそできることに違いはありません。

そんな貴重な経験ができる女性だからこそ、
心身共に健康で穏やかと言える身体作りを
普段からしていけるために、
口にするものの重要さを知って、
それらを選んでいけるようになることがとても大切なのです。

この記事は「女性のための身体作り」のテーマの1つめで、
今現在、妊娠・出産を望んでいる
私自身だからこそ感じられていることなどを、
書いていきたいと思っています。

 

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妊娠を考える女性が摂っていきたい食べ物

 
自然でシンプルな玄米菜食が大好き、
栄養士でナチュラルフードコーディネーターのまやです。

私は2018年の夏から肉と乳製品を、
そして2019年からは魚や卵やはちみつなどの
動物性のものを食べないヴィーガンになりました。
ヴィーガンに私がなった理由ときっかけ、体調の変化と誇りに思うこと

人の身体と心は食べるもので作られているから、
「食べる」ということはおいしいだけでなく安全であるべきものであり、
また食べるものを「作る」ということは、
大切な誰かや自分への愛情表現だと私は思っています。

そして「食」だけではなく「行い」と「想い」をも、
「不自然」なことから「自然」なことへと正していくことができたら、
本来の自然な姿のわたしへと還ることができて、
人や動物や住んでいるこの地球にも優しくなっていけると思っています。

  

「妊娠、出産、授乳を体験すると、
女性は食事の大切さと向き合わざるを得ない」

以前、助産師さんをされている方が
話されていたことなのですが、
たくさんの妊産婦さんたちと関わりを持つようになり、
様々なお話を聞かせて頂くなかで、
出産経験がまだない私でも、
その言葉にとても納得するようになったのです。

妊娠してお腹の中にいる間の赤ちゃんは
お母さんが食べたもので一緒に育っていきますが、
出産して外に出てくると、
今度はお母さんのお乳を飲むことで身体を作っていくようになります。

つまりお母さんが食べたものがお乳の質を決めるため、
赤ちゃんが好むものをお母さんが食べていれば
お乳の質は良くなって赤ちゃんもたくさん飲みたくなりますが、
嫌がるものをお母さんが食べていれば、
赤ちゃんはそのお乳を飲むことを嫌がってしまうのです。

 

栄養素を考えることも大切だけれど、

  

お乳は白っぽい色をしていますが血液であるため、
お母さんの食べた物の質によっては、
ドロドロとしたきれいではないものへとなっていきます。

例えば赤ちゃんは甘みが強いものは好きではありませんし、
肉や乳製品、卵などの動物性の脂肪、
刺激物や加工されたもの、
そして添加物や化学調味料などを嫌います。

赤ちゃんは自然なものを好むため、
お母さんのお乳からこれらの味を感じると嫌がって抵抗し、
お乳を飲んでくれないことが多いと聞きます。

  

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逆にお米にお味噌汁にお出汁で調理したお料理などの、
私たち日本人にとってはそんなに難しくない、
お野菜中心の和食が赤ちゃんは大好きで、
これらを食べたお母さんのお乳はとても美味しくなって
赤ちゃんはよく飲んでくれると言います。

しかしお野菜中心の食事だと、
しっかり栄養が摂れるのか不安
という声もありますが、
昔の女性は食べるものでも何にしても、
今ほどの選択肢がないなかでも子宝にも恵まれて、
たくさんの子を産んで育てている人が多いのです。

  

また妊娠することができて
何のトラブルもなく過ごせていたとしても、
例えば糖分を多く取っていたお母さんは
出産時の出血量が多くなる傾向があったり、
お野菜中心の食事に気を付けていたという人は、
身体の浮腫みがほとんどなく、
出産時の会陰の傷も付きにくいなどとも言います。

これらのことからも考えても、
上であげたような自然でシンプルな食事というのは、
授乳をしている間だけの女性が必要なことでは決してなく、
実はすべての妊産婦さんに大切なことだと言えるのです。

 

「気を付ける」のは誰のため?

 

栄養素ひとつずつを考えて
食事を摂ることももちろん大切ですが、
これまでの記事でも話しているように、
本来人間が生きていくために必要な栄養素は、
実は植物中心のお料理でも十分に摂取することができるのです。
玄米のすごすぎる効果と白米との栄養価の比較量、日本人は菜食が一番
粗食が老化を防いで不調を治す理由、「身体のご馳走」が幸福をもたらす
牛乳は本当に必要なもの?日本人だけでなく人間の身体に嬉しいもの?

まさに赤ちゃんの身体は、
お母さんのお腹の中にいる間もこの世に出てきてくれてからも、
「お母さんである女性が口にするもの」から作られていくのです。

  

しかしこの食事と母乳の質には大きな関係があるということを、
指摘する医療者は実際のところあまりいないと聞きます。

ですがお野菜中心の和食というものが、
実は妊産婦さんだけではなくむしろすべての女性にとって、
健康を促進する素晴らしい食事
なのだと、
多くの助産院やお産に関するあらゆる専門家などが話されているのです。

私自身、身体のあらゆる症状が良くなっていっているのは、
食べるものを見直していくことで、
血液がきれいになってきている
からなのだと体感できているため、
食事と身体の関係というものを、
特に多くの女性は知っていくべきことなのだとさらに痛感しています。

  

すべての人が同じということがないように、
教科書どおりにすべての人が
当てはまることもないのだから、
自分自身が安心できる選択をできることが一番いいなと思います。

でももし、今赤ちゃんがお腹に来てくれることを
強く望んでいたとしてもいなくとも、
自分の口にするものを気を付けたり見直していくということは、
まずは自分自身のためである
ことを忘れないでおきたいです。

 

まとめ

 
多くの助産院で推奨されている食事や、
助産師さんのお話を聞いたり書かれたものを読んだり、
また妊産婦さんたちのお話も聞かせていただくことで
日々様々なことを知れていますが、
食は栄養学では語れない時代がきたなということを、
最近つくづく感じるようになりました。

ただ妊産婦さんひとりひとり身体の状態が違うように、
あくまで私自身もまだ経験していないことですし、
ここで伝えていることが、
すべての人に当てはまることではないとも思っています。

他の記事でも伝えていることと同じで、
ひとつの選択や知識として解釈して頂ければ嬉しいです。

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