体温を1度上げれば血液からキレイに、身体を温める食材と避けたいもの

からだのこと


(レンコンの粉を三年番茶に入れて、
クセがなくとても飲みやすく芯から温まります)

だいぶ寒くなってきましたが、
流行りもの(ウイルス)のせいもあってか、
普段から体温を測る人も少なくないかと思います。

「体温は高い方がいい」「冷やさないように」
などとよく言いますが、
具体的に、体温が低いとどうよくないのか。

タイトルにもあるように、
体温を1度上げることができれば
身体のあらゆる不調はよくなって
いって、
そして身体を巡る血液から
キレイになっていく
ことができるのです。

体温を高めるために摂りたい食材と、
知らず知らずのうちに摂っている
身体を冷やしているもの(こと)、
それらを知れば体温を高める大切さはもちろん、
避けたいものはおのずと
避けていくことができていくかと思います。

 

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体温を上げればすべての不調が良くなる

 
食事は玄米菜食がほとんどで食べることが大好き、
栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。

私は2018年の夏から肉と乳製品を、
そして2019年からは魚や卵やはちみつなどの
動物性のものをまったく食べないヴィーガンになりました。
ヴィーガンに私がなった理由ときっかけ、体調の変化と誇りに思うこと

人の身体と心は食べたものからでしか作ることができないから、
「食べる」ということはおいしいことだけでなく安全であるべきものであって、
食事を作るということは、
大切な誰かや自分への愛情表現だと私は思っています。

そして「食」だけではなく「行い」と「想い」をも、
「不自然」なことから「自然」なことへと正していくことができたら、
本来の自然な姿のわたしへと還ることができて、
人や動物や住んでいるこの地球にも優しくなっていけると思うのです。

  

体温のことについては、
以前こちら→平熱を上げる方法、高くしておくべき意味と日本人の適温とは
の記事でも書いていますが、
体温は下がると同時に、
血流も悪くなって免疫力も低下
していきます。

免疫とはひとことで言うと、
体内で発生したガン細胞や、
外から侵入してきたあらゆる細菌や
ウイルスなどのいわゆる異物たちを監視して、
それらと戦ってくれる自己防衛のこと
を言います。

すなわち体温が上がれば、
血液の流れも良くなっていき、
身体の隅々まで血液が行き渡るようになって、
さらに免疫力も高まることになるので、
様々な細菌やウイルスなどに
強い身体へとなっていけるのです。

  

ちなみに血流が悪くなるということは、
いわゆる血の巡りが悪くなるということので、
新鮮でキレイな血液は、
身体の末端まで届くことができず手足が冷えやすくもなれば、
むくみやすくなったり太りやすくもなります。

そして手足をはじめ肩こりや腰痛が出てくるだけでなく、
顔色もよくはないはずですし、
場合によっては、
血が滞ることで脳の障害や心疾患なども考えられてくるなど、
ありとあらゆる不調が見えてくる
のです。

 

高めるための食材と血液との関わり

 
つまり冷えは万病のもとであるため、
体温を上げるということを
普段から心がけて生活していれば、
大きな病気はもちろん、
あらゆる不調までも良くする
と言えるのです。

ちなみに冒頭でも書いている、
口にするものはおいしいということだけでなく、
安全であるべき(=安心できるもの)
とは、
こういった身体を良くするためのものという意味を込めています。

  
私たちはどんなことでも、
上下、左右、暑さ寒さ、など、
相反しつつも一方がなければもう一方も存在し得なく、
陰と陽のこの二気の力が、
調和して初めて自然の秩序が保たれる中で生きています。

これは口にするもので言うと、
甘い塩辛い、熱い冷たいと同じように、
身体を温めるものと冷やすものがあるのです。

詳しい食材は次の章で書いていきますが、
身体をしっかり温めるためには、
陰の中でも極陰と呼ばれる食材たちを、
特に冷やしやすいこの時期にはできる限り避けたいのです。

  

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そして血液は細胞に栄養と酸素を送り届け、
かわりに老廃物を持ち帰るという循環の働き
をしています。

さらにその血液の中には
免疫機能を持っている白血球が存在し、
その白血球が体の中を巡ることで、
体中の異物をパトロールしてくれているのです。

よって免疫機能を高めるということは、
まず身体をしっかり温めることから始まって、
そしてそうすることで、
血液からキレイになっていくことができるので、
老廃物を外へ出す力もより高まっていき、
そのキレイな血液を身体の隅々まで届けることができるのです。

それから温かいものを飲んだり食べたり、
お風呂にゆっくり浸かるなどして温まると気持ちが落ち着くのは、
副交感神経を優位にさせているので、
緊張や興奮や不安の状態の頭から、
リラックスモードの状態へとなっていっている
のです。

 

避けたいモノを知って選べるようになる

 
つまり身体を温めるということは、
様々な不調を起こしにくくするだけでなく、
自律神経を安定させやすくして、
精神的なストレスを緩和させる効果もある
のです。

緊張することや不安なことがある時は、
内臓(お腹)を温めることをすると、
ストレスは解消されやすくなるのです。


(野菜と生姜入りのあんかけです)

  
下の食材はほんの一例でしかありませんが、
右にいくにつれて陽性(身体を温めるモノ)へとなっていきます。

陰→         中庸→        陽性

穀物
トウモロコシ はとむぎ 小麦   玄米 そば きび ひえ
野菜
たけのこ じゃがいも 里芋 小松菜 長ネギ  ごぼう
トマト なす しいたけ さつまいも 白菜 かぼちゃ にんじん
       こんにゃく にんにく れんこん 大根 キャベツ たまねぎ 
種子類
豆乳    大豆 各種ナッツ 油揚げ     梅干し
      納豆   ごま  がんもどき
果物
バナナ パイン    いちご 
ぶどう        みかん
海藻
            わかめ ひじき
            のり ところてん
調味料
砂糖    油 みりん 酢   梅酢     醤油 塩 味噌
マーガリン
飲料
ビール ウイスキー 日本酒   三年番茶
コーヒー       牛乳


(身体を冷やすじゃがいもではなく、
里芋でコロッケにしました)

  
同じ食品でも産地や季節、
製法などによっても陰陽は変わってきますが、
季節問わず普段口にしているものはどうでしょうか?

それから例えば上のものを見ると、
牛乳に対して豆乳の方が身体を冷やすものとは言えますが、
下の記事で書いているように、
牛乳は本当に必要なもの?日本人だけでなく人間の身体に嬉しいもの?
牛乳は牛の血液で乳癌や骨粗鬆症のもと、腸内環境をよくするはずがない
果たして身体に入れたいものなのか、
また陽性のものではあっても、
選び方ひとつで身体への害はまったく変わってきます。
塩の選び方のポイント、身体に本当に嬉しい塩を市販品から選ぶ
減塩の必要性、過度な減塩が危険であって不要である理由

 

まとめ

 
私たちの身体はその季節の旬の食材が
一番身体(体調)へ適していて、

そのものを摂り入れることで、
身体のバランスが良くなるようになっているのです。

今の時期でいえば、
野菜はにんじんやごぼうといった根菜類、
調味料は苦いものや塩辛いものなどを、
積極的に摂り入れると身体を温めてくれます。

逆にこの時期に避けたいものは、
夏が旬である陰性の夏野菜のじゃがいもやなすなど、
調味料は甘味類などです。

食材でなくても起床後に1杯の白湯を飲むことで、
身体の芯から温めることができますし、
40°以上の湯船に10分は毎日浸かったり、
首が付く3か所(首、手首、足首)を
冷やさないようにするなども、
身体を冷やさずに体温を上げるポイントと言えます。

されど1度かもしれませんが、
体温を上げることをまず意識して行動に移していけば、
体温も上がり血液からキレイになっていって、
気づけばあらゆる不調はなくなっていってることと思います。

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