数の子に使われる添加物と製造方法、漂白が「不自然」に安全にしている

加工品

数の子は粒の多さが子孫繁栄を連想させる事から、
お正月の縁起物として
よく食べられているのですが、
製造方法やあのキレイな色の出し方って知っていますか?

味そのものというよりも、
食感が楽しくて食べているという人も
少なくないと思いますが、
もしなんとなく食べているのであれば、
どんな風に作られているものなのかをちゃんと知って
食べることをおススメします。
(もちろん好きで食べている人もです)

できるだけわかりやすく書いていくので、
「不自然なものはできる限り避けたい」
と思っている人にこそ読んで頂きたいと思います。  

 

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数の子には「必ず」添加物よりも危険な薬品が使われている

 
お料理を作ることも食べることも大好き、

栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。

  
手作りのおうちごはんは安心できるだけでなく、
大切な誰かや自分への
愛情表現だと私は思っています。

食事はあなた自身を作る大切なもので、
おいしく、楽しいもの。

そして「食」だけでなく「行」と「想」をも
「不自然」から「自然」へと正すことで、
本来の自然な私へと還ることができるはず。

幸せと健康を食事から作っていきたい

身体も心もホッとできる
おうちごはんのことや、
まだまだやれることはたくさんあるけれど
少しでも自然と近くなれる
生活の仕方についてなどを、
このブログでは書いていきたいと思います。

  
数の子はメスのニシンのお腹から
取り出した卵の塊(卵子)を、
天日干しまたは塩漬けにしたものを言います。

ちなみに数の子は私は、
食べたいと思えないので食べません。

「ニシンの卵子」というだけでも
もはや不自然すぎるのですが
卵子を漂白する際に、
消毒薬の成分が必ず使われているからです。

 

製造方法を知って「不自然さ」も知れる

 
パックなどには
添加物の表示は特にありませんが、
製造工程を見ていくと
どの時点でどんなものが使われているのかが分かります。

①取り出した卵は水洗いで塩分を弱めてから、
 過酸化水素に漬けられ漂白、殺菌される

・この時に卵に含まれる血や臭いや雑菌などは分解除去し始め、
 数の子独特の淡黄色も出始めてきます。

②漂白、殺菌を終えた原卵は水洗いされ、
 残留している過酸化水素を分解酵素によって分解していく
③飽和塩水で漬け込み塩締めされていく
④検体として検査所に提出され、
 残留濃度などの最終検査を受けて
 大きさや形、色、質による選別されて製品として出荷される

  
①の過酸化水素という漂白の際に使われるものこそ、
消毒液のオキシフルと同じ成分であり
発がん性がとても強いもの。

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これは活性酸素を発生させるので
細菌の細胞を破壊して、
さらに色素も殺す強烈な漂白作用を持っているのです。

この過酸化水素で漂白がされているから
あのキレイな色が出せているのであって、
漂白されていなければ
血が混ざっていたり茶色くなっていくと言います。

 

本当に自然な食べ物とは、

 
ちなみに過酸化水素は
以前は茹で麺やかまぼこなどにも使われていたと言いますが、
発がん性が分かったことから
その安全性と残存しないことの確認ができず、
厚労省から「使用を禁ずる」と一度はなったものの、
今もなお使われ続けているのが事実なのです。


(先日の夕飯のがんもの味噌挟み焼きです)

前章でも書いたように
この過酸化水素には強い発がん性があり、
いくら3~4回に渡って洗い流しているとはいえ
とても安全性があるわけではありません。

もちろん食品に使われているので
極極微量だとは言いますが、
それでも身体にとって危険なものに変わりはありません。

人間の身体に入りまさに身になるもの、
「普通にみんな食べているものだから」
本当にそれだけで選んでいいのでしょうか?

  
人間が手を加えているもの=加工されたもの、
加工されているということは、
長持ちさせたりおいしくさせるためなど
言ってしまえば人間の都合で、
不自然な薬などを使って
もはや本来の食べ物ではなくしてしまうということ。

すなわち加工されている食べものということは、
自然な食べ物と言うことはできません。

 

まとめ

 
数の子はメスのニシンの卵子を
天日干しまたは塩漬けにしたものであり、
そして消毒薬と同じ成分のものを使って
漂白、殺菌をしてあのキレイな色を出しています。

つまり添加物を使っていなくても
それ以前に、
身体に危険な薬品を使って作られているのです。

  
もし加工されていない自然な食べ物を
選ぶことが難しいと感じるようでしたら、
「戦前にはこんなものあっただろうか」
先日そういう考え方をしているという人を知りました。
(こちらの記事もどうぞ→自然治癒力を高める食べ方と暮らし、戦前戦後の生活から学ぶ

世の中が進んでいくにつれて
食も大きく変わっていっていますが、
全部が全部本来の食べものだと私は思えません。

ただ何かを知ったとしても
選択するのは自分であって、
自分だけが選び守ることができるので、
「知ろう」とすることは大切だと本当に感じています。

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