平熱を上げる方法、高くしておくべき意味と日本人の適温とは

からだのこと

まだまだ朝晩は寒くても
冷えを感じるのは外気温のせいだけではなく、
そもそも体温が低いこともひとつの原因だと言います。

写真は先日の日中に
体温を測ってみた時のもので、
最近はだいたいこのぐらいですが
朝起きてすぐなんかはもう少し冷えているし、
寝る前はもっと高くなります。
(ぽかぽかしていると眠くなりますよね)

最近では平熱が35度台という人も珍しくありませんが
低体温であることはとても危険なことであって、
なぜ私たち人間は平熱が高い状態でいるべきなのか
どうしたら上げることができるのかなど、
体温のことについて私が感じてきたことと
合わせて書いていきたいと思います。

 

スポンサーリンク
  

平熱を上げる方法はシンプルなこと

 
食事は玄米菜食で料理を作ることが大好き、
栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。

私は肉卵乳を食べることをやめて半年ほどになりますが、
最近では動物性のものをまったく食べない
ヴィーガンに落ち着いています。

人は食べたものからでしか作ることができないから、
「食べる」ということは
おいしいだけでなく安全であるべきものであり、
ごはんを手作りすることは、
大切な誰かや自分への愛情表現だと私は思っています。

そして「食」だけに関わらず、
「行い」と「想い」をも、
「不自然」なものから「自然」なものへと正すことで、
本来の自然な姿のわたしへと還ることができて、
この地球にも優しくなっていけると思うのです。

  
ちなみにトップの写真を撮った、
その日の夜の体温は36.9°でした。

下の「身体を温めると病気は必ず治る」に、
私は5~6年ぐらい前に出会いました。

当時は総合栄養指導センターというところで
ダイエットなどの栄養指導を行っていたのですが、
当時の体温は36.3~5°ぐらいだったと思います。

そして上の本を読んですっと入ってきたのが、
「体温を1度上げられれば
身体の免疫力は約5~6倍上げられると言い、
逆に体温が下がれば免疫に関わる腸の働きも低下してくる」

という言葉でした。

 

体温を高くするべき意味と日本人の適温

 
なぜその言葉がすっと入ってきたのかというと
当時私は摂食障害に悩んでいて、
便秘や様々な病気についても気にしていたからです。
(こちらの記事内に詳しく書いています→統合失調症の旦那さん、接し方と周りの理解と「治そう」とはしないこと

  
健康的な人の平熱は約36.5~37.2度、
それ以下を低体温としています。

人間の身体は本来、
36.5°以上で正常に働くように作られていて
体温が上がるにつれて
血液の流れがよくなって免疫力が高まるようになります。

免疫力が高いと血液内の白血球がよく働くようになるので、
体内でウイルスとしっかり戦える状態になるのです。
(だから熱が出ている時はウイルスと戦っている状態なので、
薬で熱を下げることは変にしない方がいいのです)

  
逆に36.5°以下の低体温の状態になると
免疫力はどんどん下がっていって、
体内に異物を発見しても
素早く駆除してくれる白血球の働きが鈍くなって、
ウイルスや細菌に負けて
様々な病気を発病しやすくなってしまう
のです。

スポンサーリンク

ちなみに最近では日本人の2人に1人は
何かしらのがんに発症すると言われていますが、
このがん細胞は35°で最も増殖して
白血球ががん細胞を攻撃しやすくなるのは、
37°台から
とも言われています。

このいわば日本人の適温となる36.5~37.2度、
これ以下になりやすい生活を続けていけば
がんだけでなく生活習慣病やアレルギー、
精神面でも様々な病気を引き起こすようになるのです。

 

自分の「行い」が還ってきている

 

そして平熱を上げられたことによって、
私にはこんなことが見られるようになりました。

基礎代謝が上がって太りにくく、
 病気にもなりにくい健康的な身体になった
新陳代謝も活発で肌ツヤが良くなった
血行がよくなり生理が軽くPMSなどもなくなった
 →生理痛の原因と改善方法、薬を手放せる身体は必ず作ることができる
腸のぜん動運動が活発になって、
 毎日1~3回はお通じが来るようになった
脳の血行もよくなったからか、イライラもしにくくなった

  
そして低体温の大きな原因のひとつが、
運動不足による筋肉量の低下と言われています。

人の身体は常に熱を発生していて
その中で最も多いのが筋肉なため、
筋肉量が減れば熱産生も減るということです。

そしてもうひとつの大きな原因は、
旬を無視したり偏った食生活にあります。

大地から生まれる食べ物は
それぞれの自然環境に合わせた旬がありますが、
多くのスーパーでは
1年中あらゆる野菜が手に入るので、
例えば身体を冷やす必要がない季節でも
手に取ってしまうようなことにも繋がるのです。

  
ちなみに豚や牛や鶏などの
恒温動物の平熱
を知っていますか?

豚は39°で牛は38.5°で鶏が41.5°、
このことからわかるように、
豚も牛も鶏もみんな人間よりも高いのです。

と言うことは融点の面から考えると、
温度の低いところ(人間の身体)へ
高い油脂が入ってきたら、
溶けきる(流れていく)ことは難しい
のです。

それが動脈硬化などの
様々な病気の要因であることも、
文から考えられることかと思いますし、
私はそれも肉食をやめた理由のひとつなのです。
(こちらの記事もどうぞ→肉食が危険な理由、やめることで得られる効果と本当の健康とは

シンプルに考えれば
自分の「行い」が還ってきているということです。

 

まとめ

 
日本人は36.5~37.2度の体温を
正常に保てていれば、
体内の免疫システムが正常に働いてくれて、
健康が保たれるということになるのです。

そして体温が下がると血流が悪くなって、
冷えは万病の源ということ。

適度な運動はもちろんですが、
私は旬の食材を食べるだけでなく
朝起きたら腸を目覚めさせるために
白湯
をいつも飲んでいます。

ちなみにがん細胞は
外からそのものが入ってくるのではなく、
もともとある細胞が変異してがん細胞となるのです。

すなわち自分の行動次第で、
良くも悪くもできるということ
です。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました