(写真はタイトルと関係ありませんが、いつかの夕飯に作った肉無し麻婆豆腐→麻婆豆腐を市販の素不使用で一から簡単におうちで手作りをする^^などです)
毎日便、出ていますか?
便は老廃物や有害物質などのいわば老廃物の塊で、
できることなら身体の中へ居座ることなく
すみやかに外へ出ていってほしいものですよね。
(お腹が張っているというだけで、
イライラしたりしませんか?)
「腸内環境を整える」ということも、
もちろん便秘になりにくくすることに繋がりますが、
ひとことで「腸内環境を整える」といっても、
頑張って短時間ですぐにできることでもありません。
今日は便秘になる一番の原因と、
簡単ですぐに始められる改善策などを書いていきます^^
(むしろ便秘気味でない人も、
大切な体のためにやったほうがいいと私は思います)
便秘の一番の原因とは?
お料理を作ることも食べることも大好き、
栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します^^
外で食べるごはんもおいしいけれど、
手作りのおうちごはんは、大切な誰かや自分への
愛情表現だと、私は思っています。
食事はあなた自身を作る大切なもの。
そしておいしく、楽しいもの。
身体も心もホッとできるおうちごはんと、
幸せを食事から作っていきたい
そんな私の想いやり(と、わがまま)が詰まった、
お料理や食材のことなどを、
このブログではご紹介していきたいと思います^^
何日かぶりの記事投稿、
感じることや書きたいことが日々ありすぎるのに
身体が最近追い付きません(笑)
(1日が27時間ぐらいあったらいいのにな)
もともと料理や栄養学だけでなく健康オタクな私なのですが、
旦那さんの病気をきっかけに→統合失調症の旦那さん、接し方と周りの理解と「治そう」とはしないこと、
最近「腸と脳は繋がっている」と、
広い分野で新たに勉強してみています^^
冒頭でも書いた「便は老廃物の塊」、
一般的には1日以上便が出ていない状態や
便意を催しても出せなかったりすることを便秘と呼ぶそうです。
これが長時間続いてしまうと、
腸管から血中へ逆流され肝臓へ流れていったり、
あるいは腸壁から血液をめぐり肌へ排出されます。
そうすると老化の原因へ繋がってしまったり、
肌へ排出された毒素は、
肌荒れやにきびの多くの原因となってしまうのです。
そしてその便秘になる一番の原因と言われるものが、
「食べすぎ」なのです。
便秘にいいと言われる食材を摂ればいい?
「食べすぎが便秘の原因」というと
あまりしっくりこないかもしれませんね。
ところで口にした食物が体内に入ってから、
どのように消化されていくか知っていますか?
噛み砕かれた食べ物はまず胃に入っていき、
とてもpHの強い胃液によって溶かされていきます。
ところがこの胃液の分泌量というのが、
その時のあなたの心理状態などによって変わってくるものなのです。
(心の状態が胃の働きにも影響を受けてしまうんです)
溶かされた食べ物は次に十二指腸へ入り、
肝臓で作られて胆のうに蓄えられた胆汁と、
すい臓から出てくる膵液が合わせてかけられて中性にされて、
脂肪を消化してわずかな油へとなるのです。
次に小腸へと入り蠕動運動によってさらに分解されて、
そこに生えている絨毛というものによりはじめて
身体に必要な栄養物が吸収されていくのです。
そして小腸で吸収されなかった残った水分だけが吸収されて、
大腸で便となって、
神経伝達によって排便を促すのです。
(すごく神秘的、体内ツアーしてみたいものです)
口にしたものが体外へ出ていくには
約24~72時間ほどかかると言われていて、
小腸の蠕動運動が一番大きく起こりやすい
朝に排便を促す人が最も多いといわれています。
(私も毎日決まって朝食後です)
よく「ちゃんと食べないと出ないから」と、
どんどん食事を詰め込む方もいますが、
次から次へと詰め込んでいったところで、
ところてんのように出ていってくれるわけではないのです。
改善するために本当に必要なことは、
だから便秘の人がまず始めなければいけないのは、
根菜や海藻やきのこといった繊維質を積極的に摂るなどではなく、
1)ずっと動きっぱなしの腸にお休みをあげて、
2)腸をしっかりと温めてあげることが必要なのです。
便秘は腸と消化管の働きすぎからくるものなんですね。
そして暑がりで汗っかきの人でも、
身体の芯は冷えている人がほとんどなんですよ~。
ちなみに「腸内環境をよくする」というのは、
常に腸内に存在している、
①善玉菌、②悪玉菌、③日和見菌のバランスをよくするということ。
日和見菌というのは名前の通りのままで、
日によって善玉にも悪玉にも転ぶ菌のこと。
善玉菌を増やすには乳酸菌、ビフィズス菌などを毎日摂ること。
(毎日がポイントです)
そのためにはずばり、
発酵食品を摂ることです。
発酵食品は味噌、醤油、納豆、甘酒、酢、ぬか漬け、鰹節など。
これらを食事で取りれられるのは、
やはり日本人には欠かせない和食なんですね^^
まとめ
便秘の人に大切なことは大きく2つ、
「食べ過ぎない」、「温めること」。
でもこれは両方とも、
割と便がちゃんと出ている人にも大切なことだと思っています。
そして腸と脳は繋がっている、
消化管の分泌物が「感情の影響」を
大きく受けるというのも聞いたことがありますが、
過敏性腸症候群なんかはまさにそうですよね。
緊張でお腹が下ったりごろごろしてしまったり、
そしてそれがさらにストレスになったりもしてしまう。
別の機能を担っている臓器でも、
同じ身体で深いところで繋がっている。
身体って本当に神秘的ですね、
大切に大切に向き合っていきたいです^^
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