ホクホクでおいしいかぼちゃの煮物、
同じかぼちゃの煮物でも
家庭によって作り方も味も違ってきますよね。
しかしかぼちゃはホクホクに煮ようと
長く火にかけておくと、
皮がはがれてしまうこともあるほど煮崩れしやすい食材です。
我が家はかぼちゃの種類によっては、
食べやすく切るときに
多めに皮を省いてしまうこともあるのですが、
簡単なポイントを抑えて作っていけば
皮がはがれることもないですし、
またシンプル味付けだからこそおいしくなるものだと思っています。
(皮を省きたいその理由も書いていきます)
かぼちゃの煮物の皮がはがれる悩み、
料理を作ることも食べることも大好き、
栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。
外で食べるごはんもおいしいけれど、
手作りのおうちごはんは大切な誰かや自分への
愛情表現だと、私は思っています。
食事はあなた自身を作る大切なものであり、
おいしく楽しいもの。
そして自分の身体を労わってあげたり、
愛する人のことを思いながら作る料理は
健康な身体を作るだけでなく、
優しく幸せな気持ちをも作ってくれます。
身近で手に入りやすい食材だけを使い、
余計なものは極力入れずに、
そしてとにかく簡単で節約もできる、
身体も心もホッとできるおうちごはんと幸せを食卓から作っていきたい。
そんな私の想いやり(と、わがまま)が詰まったレシピなどを、
このブログでは紹介していきます。
材料
・かぼちゃ約1/2個分
・塩ひとつまみ
・みりん大1.1/2
・醤油大1
材料はかぼちゃとどこの家庭にもある
シンプルな調味料だけを使って作っていきます。
そして煮崩れのポイントとなるのが、
大さじ1杯半のみりんです。
簡単にホクホクにおいしく煮るポイント
①かぼちゃは食べやすい大きさに切っておく
②フライパンにかぼちゃと
フライパンの底が隠れるくらいの水と塩を入れ、
蓋をして弱火でじっくり加熱していく
③少しかぼちゃに火が通ってきたところへ
みりんを入れてさらに煮ていく
④水分がなくなってきたら
かぼちゃが半分隠れるぐらいまで水を足して、
かぼちゃの大きさにもよりますが、
さらに3~5分ほど煮込んでいく
⑤醤油も入れて少し加熱させたら火を止めて放置しておき、
30分~1時間後ぐらいから食べごろになってきます。
我が家は2人暮らしという理由もありますが、
どんな料理もフライパンでだいたい調理をしています。
こうした煮物などもフライパンで作ることで、
少なめの調味料でも
味が全体に早く染み込みやすくなるのでおススメです。
ちなみに調味料選びはこちらもどうぞ、
→市販品から本物の醤油を選ぶポイントは〇〇であること、本物で健康美人に
→塩の選び方のポイント、身体に本当に嬉しい塩を市販品から選ぶ
かぼちゃをキレイにおいしく煮るポイントは、
1)大さじ1杯半のみりん
前章でも書きましたが、
煮崩れを防ぐためのポイントはずばり、
大さじ一杯半のみりんを入れることです。
おいしい和食屋さんでもやっている技のようで、
私も教えて頂いてから
こっそりやってみてるのですが、
みりんを入れるようになってからきれいな煮物が作れています。
2)かぼちゃ本来の甘さは塩で引き出す
材料を見ると少しびっくりされるかもしれませんが、
ほんのわずかな塩を入れて
フライパンの蓋をして蒸していけば、
かぼちゃ本来の甘さが引き出せるようになります。
シンプル味付けが身体も心も穏やかにしてくれる
この調理法(ウォータースチーム)は、
たまねぎやキャベツなどの
水分が多い野菜を使うときの方が、
素材本来の甘さを引き出しやすくなるのですが、
砂糖を使いたくないという気持ちから
かぼちゃでも試してみたところ、
十分甘くおいしくできたことから
我が家ではよくこうして作っています。
上白糖をはじめ砂糖はやはり身体を冷やすもの、
黒糖はミネラルも豊富だしなど、
砂糖については様々な話がありますが、
工夫をしていかに生活から減らせるかが本当に大切です。
→冷えを改善するための食事と過ごし方、体温を上げて幸せな気持ちに
→上白糖の危険性と影響を知って、身体と心のために調味料を選ぶ
3)煮物の味をよく染み込ませるには火を止めて放置する
手順の最後火を止め後に
30分~1時間ほど少し放置させておくのは、
煮物は火を止めてから味が染み込んでいくからです。
具材の中までよく味を染み込ませるためにも
長時間火をかけておきがちですが、
火をつけている間は加熱はできていても
全体に味が回ることはなく、
火を止めた後の方が全体に回りやすくなると言います。
時間や日にちが経った煮物がおいしい理由は、
ずばりこのことから言えるのです。
そして冒頭文でも触れた
かぼちゃの種類によっては皮を省いてしまう理由は、
知っている方も多いとは思いますが、
栽培時に使われる農薬が
最も多く含まれるのは身よりも皮の部分だからです。
有機のものや自然栽培でしたら
もちろん農薬は気にしなくてもいいのですが、
有害性のある農薬を身体に入れることの恐ろしさを考えると、
自分や大切な人の身を守るためと言えるのです。
そして同じように、
化学調味料を避けることや身体を温めるという視点からも、
シンプル味付けが一番いいと私は思っています。
まとめ
おいしいものをおいしく調理ができて、
それが誰かに喜んでもらえた時、
すごく嬉しくないですか?
このレシピのように
シンプルで簡単なものだからこそ、
ちょっとの工夫とポイントを抑えて
おいしく作ることができたらなお嬉しいことと思います。
ちなみに私はかぼちゃそのものが大好きなので、
よく煮物にしたものを
冷蔵庫に入れておいているのですが、
実家のお母さんが作ってくれたものが一番好きです。
コメント
こんにちは!
かぼちゃの煮物を作る際にとてもためになる記事でした!
ありがとうございます。
また新しい記事をお待ちしております!
こんにちは、コメントありがとうございます。
参考になれて幸いです。
またぜひ見てみてください。