朝食は普段からの習慣や、
準備できるできないなどの
環境的な問題などもあるかと思いますが、
みなさんはどうされていますか?
「朝は脳のエネルギーになるから必要?」
「食べない方が身体にとってはいい?」
などとよく言われていますが、
どの本を読んで勉強しても
それぞれによさそうなことが書いてあるし、
人の意見もやはりそれぞれ考え方が違って
よくわからないので、
私は自分の身体で試してみることにしました。
日中の集中力や体力の維持、
そして気分の変化など
様々な面から見て感じて考えたことを書いていきます。
(長期間で見たことを書いています)
朝食は必要なもの?
食事は玄米菜食で料理を作ることが大好き、
栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。
私は肉卵乳を食べることをやめて半年ほどになりますが、
動物性のものをまったく食べない
ヴィーガンに今は移行しつつあります。
人は食べたものからでしか作ることができないから、
「食べる」ということは
おいしいだけでなく安全であるべきものであり、
ごはんを手作りすることは、
大切な誰かや自分への愛情表現だと私は思っています。
そして「食」だけに関わらず、
「行い」と「想い」をも、
「不自然」なものから「自然」なものへと正すことで、
本来の自然な姿のわたしへと還ることができて、
この地球にも優しくなっていけると思うのです。
昔から朝食を食べる習慣があった私は、
ごはんおかず汁物の日や
パンとコーヒーだけの時もあれば、
摂食障害時には
「朝ならたくさん食べたって太らないから大丈夫」
という考えから、
朝から山盛り食べていた時期もありました。
(こちらの記事の中に詳しく書いています→統合失調症の旦那さん、接し方と周りの理解と「治そう」とはしないこと)
朝ご飯を食べることによって
日中集中力を持ってしっかりと動けるので、
脳のエネルギーと言われる糖を
朝の時間帯に補給しなくてはいけない、
などとよく聞くかと思いますが、
それが実は身体の負担となっている原因にもなっているのです。
身体に最適な「時間と食べ方」がある
確かに糖を摂ることで
エネルギーへと変換されて脳は働くので、
糖は大切な栄養源のひとつに間違いはありません。
しかし私たちの身体は
昼間は動いて働いて、
夜は寝て身体を休めるように作られていることと同じように、
内臓は24時間動いていても
それぞれが特に活発に働く時間というものがあるのです。
12~20時は栄養補給の時間
20~4時は消化の時間
上の時間は体内リズムを表したもので、
これに沿った生活をしていれば
体内の循環はうまくいきやすいと言い、
そもそも人は1日3食しっかりと
食事をしなくてもいい身体にできていることもわかります。
(昔の人たちはそうですよね→自然治癒力を高める食べ方と暮らし、戦前戦後の生活から学ぶ)
例えば朝7時にお米などの
割としっかりした朝食を摂ったとすると、
11時頃まで身体は
食べものを消化することにエネルギーを使います。
食べものを消化するには
思っている以上にエネルギーが必要で、
人によりますが最低でも4時間ほどはかかります。
(栄養などを吸収するのとは別で、
あくまで消化することにだけです)
そうするとエネルギーは
脳に使う分まであまりまわらなくなってしまい、
日中に特に上げたい集中力や
やる気や気分さえも、
上がりにくくなってきてしまうのです。
明日からの身体を作る今日の「食事の時間と食べ方」
そうなってくると重要なのは
いかに内臓(特に胃腸)に負担をかけずに、
排泄の時間の4~12時を過ごすかということになります。
排泄を促すものといえば
食物繊維などの栄養素が想像つくかと思いますが、
固形のもは消化・排泄共に
時間もエネルギーもかかってしまうので、
朝に何か口にするのなら
液体の状態で摂るのが内臓へはベストなのです。
果物などのスムージーが朝に人気なのは
内臓に優しいことはもちろん、
果物に含まれる生の酵素やビタミンといった
抗酸化作用による細胞のアンチエイジングを
狙ったことからとも言えるのです。
そして前章のことからも
栄養補給のお昼時間にはしっかりとごはんを食べて、
栄養補給か消化の時間の夜にも、
軽くでも食事は食べた方が身体のためと言えるのです。
この体内リズムと働きのことは
以前から私は知ってはいたのですが、
朝ご飯を食べる習慣やクセがもともとあったからか、
摂食障害の状態が落ち着いてからでも
「やっぱり何か食べたい」
となっていたので、
食事内容を少しずつ変えることから始めていってみました。
(ちなみに摂食障害の状態は3年ほどありました)
そして朝ご飯をしっかり食べていた頃に比べて
最近特に私が感じていることは、
・肌荒れもしなくなった(痕はまだありますができなくなりました)
・目覚めがよくて集中力が高まった(最近は4:30起床)
などもちろん体内リズムだけでの効果では
ないかもしれませんが、
「食べるタイミングと食べ方」を実感しています。
(これらも要因にあるはずです、
ぜひ読んでみてください→肉食をやめてからの変化と効果、ガンの一番ともいえる原因)
まとめ
身体を健康に保つには
朝ご飯に限らずどの時間にしても、
食事は食べすぎないことがそのひとつと言えるのです。
そしてたくさんの効果を見ることができて、
私が感じているのは
「朝ご飯を食べることは自分で考えて選択すべき」ということ。
というのも私はここ最近、
毎朝起床して白湯を飲みながら
旦那さんのお弁当の準備をしたりしていると、
だんだん便意を催してお通じが必ずくるので、
その後にアーモンド数粒を食べて、
野菜入りのお味噌汁を飲むのが
今の私にとっては心身ともに調子がいいのです。
身体や心の不調もなければ
むしろ幸福感で目覚めるほどで、
それが今は私のリズムになっていますが、
生活習慣や食習慣など
その人によっても変わってくると思うからです。
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