この記事を開いて頂いたということは、
生理やナプキンの選び方などに
何らかの悩みを持っていたり、
経皮毒について気になっていたりするのではと思います。
私自身以前は生理痛も経血の量も
生理前のPMSも本当にひどくて、
鎮痛剤と山のようなナプキンが手放せなかったですし、
まるでリン〇の貞〇のように、
這いつくばらないと動けない日もありました。
そこで見直していったのが、
食と生活の仕方とナプキンの選び方です。
「経皮毒」という言葉は
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、
ナプキンの選び方と合わせて
女性ならば知っておきたいことなので、
ぜひ最後まで読んで頂けたらと思います。
ナプキンの選び方、「経皮毒」を考えて選ぶ
食事は玄米菜食で料理を作ることが大好き、
栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。
私は肉魚卵乳などの動物性のものを
まったく食べないヴィーガンに、
今年に入ってからなりました。
人は食べたものからでしか作ることができないから、
「食べる」ということは
おいしいだけでなく安全であるべきものであり、
ごはんを手作りすることは、
大切な誰かや自分への愛情表現だと私は思っています。
そして「食」だけに関わらず、
「行い」と「想い」をも、
「不自然」なものから「自然」なものへと正せることで、
本来の自然な姿のわたしへと還ることができて、
この地球にも優しくなっていけると思うのです。
(私が今愛用しているナプキンです)
生理については日々学んでいることと
私自身が感じてきたことを合わせて、
これまでいくつか記事にしているので読んで頂けたら嬉しいです。
→生理痛の原因と改善方法、薬を手放せる身体は必ず作ることができる
→冷えを改善するための食事と過ごし方、体温を上げて幸せな気持ちに
鎮痛剤が手放せるようになって、
経血量も痛みがひどかった頃よりも3分の1ほどは
少なくなって約1年が気づけば経ちます。
それは冒頭でも書いたように
食と生活の仕方をあらゆる面から見直していって、
以前の記事でも書いたように→排毒の効果は身体だけでなく心をも健康にする、大切なのは「出す」こと
足すことよりも引くことに焦点をあてて、
今現在体内にある毒素を出し切っていくこと、
「痛みの素となるものとは何だろう?」と
考えて学んで行動していったことが理由のひとつです。
そして経皮毒というものを考えるようにしていったことが、
私が生理の悩みから解放されたもうひとつの理由です。
化学物質を肌から吸収しているということ、
経皮毒とはその文字の通り、
肌や粘膜を介して体内に入り込む毒素のことを言います。
一般に売られているナプキンだけでなく
シャンプーやリンスやボディーソープ、
洗濯洗剤や柔軟剤などの
洗浄成分やにおいの成分が入っていたりするものは、
有害性のある化学物質から作られた化学製品と呼ばれるものたちです。
物質の成分というものは
口から薬を飲んだときと同じく、
肌や粘膜から経皮吸収されていった後に
血液に乗って全身へと行き渡っていきます。
化学物質は有害性があるものなので
そういったものを身体が異物だと感じとると、
体調に支障が出てしまう
化学物質過敏症という病気や症状を持つ人もいるのです。
化学物質過敏症は上記したもの以外にも
タバコやわずかな化粧品の匂い、
特に身近に氾濫する香りが持続するものなど、
ありとあらゆる化学物質(ケミカルなもの)
をとても敏感に感じとり、
頭痛や吐き気などの不調が出てしまうと言います。
(私の友人はそこから外出が困難になったと言っていました)
そして毒素の経皮吸収率は
身体の箇所によって異なるのですが、
吸収率が多い箇所の順番でいうと
男女合わせて陰部が1番多く、
次に頬、おでこ、頭、背中、腕、手のひら、足の裏と言います。
(湿布や塗り薬なども見直す必要がありませんか?)
皮膚や粘膜から吸収されていった化学物質が、
体内に蓄積されていく可能性を
否定することはできないと聞きますし、
またお産をする際などに、
異様な色や芳香剤やシャンプーなどの香りがする羊水を
経験されたという話も何度か聞きました。
食も行いも言葉もすべて、ちゃんと自分に還ってくる
私もそのひとりですが
今はお産を考えていないという女性でも、
経皮吸収は確実にされていっているという事実と、
中でも陰部の経皮吸収率が
身体の中で最も多いということを知ると、
デリケートな粘膜である陰部に直接触れる
今使っている生理用品は、
果たして安全なものだと言い切れますでしょうか。
これらを考えた商品を作っている企業さんや
お産院などが増えていることも事実ですが、
それこそ目には見えないものなので、
あまり危険視されていないことが多いのも現状だと思います。
生理中でいえば経血が溜まったナプキンを
取り替えないでずっとつけていることや、
赤ちゃんの濡れたおむつを取り替えずにいることも、
少なからず揮発した何らかを
吸収してしまっていることは間違いないはずです。
これらを避けるためには
生理用品だけでなく下着の素材なども、
オーガニックコットンや麻のものにして
使う洗剤も信頼できるメーカーで
天然の素材を使った安全安心のものにすることが、
大切な体を守ることへと繋がります。
またそれらだけでなく布ナプキンも、
経血の量が減って生理期間が短縮したり
生理痛も軽減したなどの話も聞きます。
(私も少しずつ布に挑戦しているところです)
そして化学物質を避けるようにすることは、
体はもちろん自然環境への配慮にも繋がります。
食も行いも言葉もすべて、
いいことだけでなく悪いこともそのまま自分に還ってくるので、
完璧な人なんていないけれど
自分がされて嬉しいと感じる選択をして
行動しいきたいものですね。
まとめ
有害性のある化学物質から作られたものが、
肌や粘膜を介して
体内に入り込む毒素のことを経皮毒と言います。
目には見えないため自覚がなくとも
少なからず体内に入り込み溜まっていった毒素は、
男女問わず生殖器という大切な身体の部位に大きく影響を及ぼしていきます。
経皮吸収は陰部からだけでなく
頭や背中や足裏など、
身体のあらゆる面から少なからずされていっているので、
生理用品だけでなく肌に直接触れるものは
オーガニック(農薬不使用)などの
天然由来のものにして肌も身体も想いやることが大切だと言えます。
何を選んで何を優先するかは自由であっても
その場しのぎだけの選択は、
何らかのかたちでいつか必ず
自分に還ってくるということも忘れてはいけません。