はちみつの本物の選び方と見分け方、その作られ方と現実問題

動物性食品のこと

食べることや飲むことなど
身体に摂り入れるほか、
髪や肌の保湿などの美容目的や
炎症した時などにも使われるなど、
万能に効果があると言われるはちみつ。

はちみつは本当に身近に
使われていることが多いため、
何かしらのかたちで使ったこと(摂取したこと)
があるという人も多いはず。

ですがもし普段口にすることが多いという人は
そのはちみつは本物のはちみつであって、
私たちの「身体のために」なっているものなのでしょうか。

本物のはちみつの選び方とその作られ方、
そして良い面だけでなく
悪い面(懸念するところ)もちゃんと知って、
買うこと=選択することができたらいいなと思っています。

 

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はちみつの実態と本物の選び方とは、

 
食事は玄米菜食で料理を作ることが大好き、
栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。

私は肉卵乳を食べることをやめて半年ほどになりますが、
動物性のものをまったく食べないヴィーガンには
今年に入ってからなりました。

人は食べたものからでしか作ることができないから、
「食べる」ということは
おいしいだけでなく安全であるべきものであり、
ごはんを手作りすることは、
大切な誰かや自分への愛情表現だと私は思っています。

そして「食」だけに関わらず、
「行い」と「想い」をも、
「不自然」なものから「自然」なものへと正すことで、
本来の自然な姿のわたしへと還ることができて、
この地球にも優しくなっていけると思うのです。

  

以前はお菓子作りの際に
砂糖の代わりとして使たり、
リップクリームや化粧品など肌の保湿として
私もはちみつはよく使っていました。
(上白糖よりかは身体にいいですし、
保湿としてもやはりすごく効果を感じていました)

ですが、
「口にするものは適当に選んではいけない」
日々そう痛感している私は、
はちみつもその作られ方と
私たちの手元に来るまでの
実態や現実
などをちゃんと知ってみると、
私はもう食べたくないし
使うこともやめようと思いました。

まずそのはちみつは、
ミツバチから作られるものということは
知っていると思いますが、
はちみつはハチの吐しゃ物(嘔吐物)ということは知っているでしょうか。

 

本物かどうか見分けられるために、

 

(図書館でよく本を借りて勉強しています)

吐しゃ物(嘔吐物)というと
ぎょっとするかもしれませんが、
はちみつとはミツバチが吸った蜜を
一度体内へ入れてから吐き出しているもの
なのです。

そしてはちみつの種類は、
大きく下の3種類に分けられます。

純粋はちみつ
 ハチが作ったはちみつに何も混ぜられていないもの
加糖はちみつ(蜂蜜の含有量が重量の約60%以上)
 とうもろこしデンプンを原料として作られる液状の異性加糖を加えたもの
精製はちみつ
 はちみつからにおいや色を取り除き加工したもの

  

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ラベルによく書かれている
草花や樹木の花、フルーツなどは、
ミツバチがどこで何を蜜源に吸ったかというものです。

ですがスーパーなどで
天然な本物のはちみつが安価に出回っていることは本当に少なく、
精製されているほとんどのものは
本来含まれているミネラルやビタミンなどが
なくなっているだけでなく、
糖類や添加物が加えられているものばかりなのです。
(国産、外国産関わらず)

着色料や香料、
そして添加物の中でも私が最も恐ろしく感じている
異性化液糖(果糖ブドウ糖液糖)といった、
これははちみつに限ったことでもありませんが、
もはやはちみつを食べているのか
添加物を食べているのかわからなくなるような
ものが
「はちみつ」として売られているのです。

そして加熱処理されたはちみつは
酵素やビタミンなどの栄養成分が破壊されてしまっていて、
美容や健康などの効果が薄まってしまうのです。

 

その作られ方とはちみつを食べるなら知るべき現実問題

 

また現在ミツバチは多くの国々で
存続が危ぶまれている存在なので、
私たちが何気なく搾取しすぎてしまえば
絶滅してしまう
というのが現実なのです。

ミツバチの群れが減少してしまえば
はちみつの価格が高騰するだけでなく
受粉媒介者としての役割もしてくれているため、
人間にとって必要不可欠な多くの農作物の生産が
下手すると維持できなくなってしまうとも言われている
のです。

ミツバチが減少してしまうことの原因のひとつは
農作物への農薬の使用の問題によるもので、
劇薬である農薬を使用した
農作物の花粉をミツバチが吸うことで、
ミツバチの体内に劇薬が入ってしまうことです。

そしてもうひとつは
人間がミツバチを操りすぎてしまって、
もはや自然の生き物ではなくしてしまっている
こと。

人間は天然のミツバチとその蜜だけでなく
住処や生産物などあらゆるものを漁るだけでなく
ミツバチを操る方法を習得していっていて、
農業や経済までもの歴史とも関わりの深いミツバチを
もはや人間の所有物のように
扱ってしまっていることが大問題
なのです。

すなわち本当の意味で言えば、
「養蜂」というものはできないとも言いますし、
言い換えれば人間にハチを飼いならすことは、
できないということです。

ちなみに1匹のハチが
一生で集められるはちみつの量は
なんとティースプーン1杯分と言います。

 

まとめ

 
もしもはちみつを口にするならば
天然で純粋な殺菌処理をしていない、
非加熱のものがベストということ。

そして精製や加工処理などがされていないものの
判断基準のひとつになるのはその透明度、
ビンを透かして見てみると
本物の純粋なはちみつは
花粉などが混じっているため濁っていますが、
透き通っているものは
何らかの加工をされている可能性があります。

ですがはちみつ作りはミツバチが生きていくために
行っていること
であって、
ごくごく自然の営みなのです。

はちみつを食べるのはすぐにやめるべきと
言いたいわけではありませんが、
もし購入するのであれば買うこと=選択すること、
そして選択するということは
その商品と企業に支持をするということなので、
こうした実態や現実問題をちゃんと理解したうえで
選択すべきではないかなと私は思うのです。

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