老化=AGEを予防する、症状と病気を防ぐ食事で薬を使わない選択を

からだのこと


(先日ノンオイルで作ったがんもと野菜のごま味噌炒めです)

先日テレビをつけたら
AGEのことについてやっていたので、
つい見入ってしまいました。
(身体のことについて知るのは、
もはや私にとっては趣味なのです)

AGEとは簡単に言ってしまえば
体内で老化を促進させるもので、
まったく嬉しくないものなのに
一度作られてしまったものを
失くすことはできない
という厄介なものなのです。

聞き慣れない言葉ではありますが、
その恐ろしさと身近すぎるほど
簡単に摂り入れられてしまうこと、
そしてAGEを予防するための食事の摂り方と
老化が進んでいったとしても
薬などに頼ることのないような
身体づくりができるための方法を書いていきたいと思います。

 

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老化を進めるAGEとは、

 
お料理を作ることも食べることも大好き、

栄養士でメンタル心理カウンセラーのまやと申します。

  
手作りのおうちごはんは安心できるだけでなく、
大切な誰かや自分への
愛情表現だと私は思っています。

食事はあなた自身を作る大切なもので、
おいしく、楽しいもの。

そして「食」だけでなく「行」と「想」をも
「不自然」から「自然」へと正すことで、
本来の自然な私へと還ることができるはず。

幸せと健康を食事から作っていきたい

身体も心もホッとできる
おうちごはんのことや、
まだまだやれることはたくさんあるけれど
少しでも自然と近くなれる
生活の仕方についてなどを、
このブログでは書いていきたいと思います。

  
AGEとは冒頭でも触れたように
体内で老化を促進させるものですが、
何が原因でAGEができてしまうかというと、
私たちが普段食べている
糖とたんぱく質から作られてしまうのです。

普通に食事を摂っていればもちろんまったく問題はなく、
むしろ糖とたんぱく質は
生きていくためには切らしてはいけないものですが、
糖を必要以上に摂りすぎてしまった時
体内にあるたんぱく質と結びついて糖化してしまい、
AGEを発生させてしまうのです。

食材に熱を加えて高温の状態になった糖が体内に入る
体内の細胞を硬化させていってしまうため、
身体の中はもちろん表面も老けさせていくのです。

 

予防するために避けたい食事と摂りたい食事

 

「熱を加えた糖」
なんて口にしない方が難しいですし、
もちろん多少口にしたって害や問題ははいのです。

ですがこれが長時間、長期間と続いた時、
つまりこの糖化したたんぱく質が
どんどんと劣化していった状態になると、
AGEは最終糖化産物とも呼ばれているため、
体内で最終のかたちとなった時に
AGEを発生させることになってしまうのです。

  
そして最も一番恐ろしいのが
一度できてしまったAGEは、
なかったことにはできないこと
です。

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一度焼いた食材を生の状態には戻せないように、
一度作られてしまった細胞を、
もとのキレイな状態に戻すことはできないのです。

作られてしまったAGEが蓄積されていけば
細胞は言わずともどんどん固くなっていくので、
細胞が固くなっていけば
身体表面に何も問題がないわけではなく
シミやしわといったかたちで現れたり、
そして血管も詰まりやすくなるので
様々な症状を起こしやすくなってくる
のです。

  
これだけ聞くと毎日の食事が大変そうという
イメージも湧いてくるかもしれませんが、
調理や食事の際に、
焼きすぎや揚げすぎといった焦げと呼ばれるもの、
それから「こんがり」を避けるようにすればいいのです。

 

身体の老化を防ぐことは毎日の食事でできること

 
できる限り生の状態に近いもの
見た目でいえば色の変化があまり見られないもの、
そして調理方法でいえば、
生→蒸す→炒める→焼く→揚げるの順で、
AGEを発生させることは遠くなっていきます。

そして食べ方としても、
下記のように少し見直すだけでも変わってきます。

①酢、クエン酸を積極的に摂り入れる
 血糖値の急上昇を防ぐと同時にAGEの発生も抑えられ、
 同じ理由から精製された白米や小麦粉なども
 控えるといいと言えます
②αリポ酸、アントシアニン、リコピンを積極的に摂る
 これらはすべて糖化を予防するもので、
 細胞をきれいに保つ抗酸化作用のあるものです

  
それでも炒め物や揚げ物は
やっぱり食べるのは私は好きなので、
炒めたり焼く際は油をひかずに
少量の水と塩だけで加熱していって、
素材のおいしさを引き出す
ようにしたり、
揚げ物が食べたい時は少しでも身体に優しい油を使って
少量の油で揚げ焼き程度にする
などしています。

精製されたものから言えば砂糖もそうです、
いろいろな理由から私は白砂糖は使いたくないので
大根から作られる甜菜糖を使うようにしています。
(こちらの記事もどうぞ→上白糖の危険性と影響を知って、身体と心のために調味料を選ぶ

完全にAGEを発生させないことは難しくても、
気付けた時に少しの工夫から
大きく変えていけることはできます。

そして動脈硬化や糖尿病だといったり
様々な症状が起こって薬に頼るということがないよう
一度汚してしまった身体は取り返しがつかないから、
毎回の食事で身体に摂り入れるものは
決して軽んじてはいけない
のです。

 

まとめ

 
AGEとは体内で老化を促進させるもので、
糖を摂りすぎたりして
体内が酸化した状態が続くと、
中にも外にも様々な症状を引き起こしやすくするものです。

一度作られてしまったAGEはなかったことにはできず
AGEが蓄積されてしまった細胞は
体内をどんどん硬化せていって、
老化を速めてしまうことに繋がるのです。

  
私たちの身体は
食べたものからでしか作ることができない
ので、
生かすも殺すも自分次第なんだと思っています。

普段顔を出さない私も食事のおかげでやはり少しづつ、
見た目も中身も変えられていることを実感しています。

高価な化粧品を使い続けることよりも
毎日毎回口にするものを少し見直すだけで、
見た目にも本当の美しさを出せてくるものです。

なので私もそのことを念頭に置き続けながら、
毎回の食事を楽しんでいきたいと思います。

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